小学校入学に合わせてのランドセルのプレゼントはおじいちゃんおばあちゃんから孫へのプレゼントの定番。喜ぶ顔が見たくてサプライズを計画している祖父母も多いようです。
が、ちょっと待った!ランドセルのサプライズは非常にリスキー、孫に感謝されないどころか子ども夫婦との対立を招いてしまうことも。
ランドセルのサプライズプレゼントに潜む罠について解説します。
色問題
祖父母と孫との意向が食い違いやすいのはランドセルの色について。
ランドセルは赤と黒というのはもう古い、さまざまな色のランドセルがあり色選びに個性が出る時代となっています。
孫が個人的に「この色!」という色を決めている場合もあり、希望と違う色のランドセルが届くと孫ががっかりしてしまうという結果もあり得ます。
また、幼い子供は周囲からの影響を受けやすいもの。友達からの影響で色の好みもコロコロ変動することも珍しくありません。
「孫の好みはわかっているから」と油断していると、短期間のうちに孫の希望が変わっていて大失敗なんてことも。
色問題に振り回されないようにするため、ランドセルはサプライズでプレゼントするよりも孫と一緒に選んであげた方がいいのです。
サイズ問題
あっという間に成長していく子どもたち、ランドセルはしっかりサイズをチェックしないと瞬く間に体にフィットしなくなってしまいます。
サプライズプレゼントにする場合、ランドセルを使う当事者に適切なサイズを性格に把握することが難しくなります。大きすぎたり小さすぎたりしては毎日学校に通う子どもが苦労することになりますよ。
孫への負担をいたずらに増やさないようにするためには、サプライズよりも正確なサイズの把握を大切にするべきでしょう。
ブランド問題
ランドセルにもブランドがあり様々なメーカーが独自色を出して商品を競っています。特定のブランドの商品の利用を希望する親たちも少なくありません。
祖父母が希望と違うブランドの商品を買ってきたことで、親にとっては有難迷惑なサプライズになってしまうことも。
これが不満の種となり後々に大きな親族間トラブルを招くことになる可能性だってあります。ランドセル選びには子ども夫婦の意向を尊重することも大切ですよ。